スライダー取り付けはセルフでも可能

転倒後のリスクを抑えるためにスライダーが存在するため、バイクツーリングを楽しむ場合は、定期的にスライダーの確認を行っておいたほうが良いです。

スライダー取り付けについても、セルフ対応が可能となっていますので、電装パーツと比較すると、それほどセルフ対応の作業難易度は高くありません。
問題点として、セルフのスライダー取り付けをする際は、ボルトが固く締まっていることを想定して、時間をかけてボルトを取り外すようにしましょう。

勢いあまってボルトを取り外そうとすると、かえってボルトを傷めてしまうことがあるのです。
このような修理をしてしまうと、ボルト付近にあったものを傷めてしまうこともありますし、これではショップに依頼する以上に費用がかかってしまいます。

また、どうして定期的にスライダー取り付けを行ったほうが良いのかというと、転倒後も自走可能となるからです。
転倒後に自走不能となってしまった場合では、車体を運搬してもらう必要がある、もしくは故障箇所が多くなってしまい、修理費用がかさんでしまいます。

ちなみにボルトを傷めてしまうと、アンダーカウルを割らないと修理を続行できなくなることもありますし、ボルトを傷めてしまったのであれば、ショップに依頼してスライダー取り付けをしたほうが無難でしょう。
セルフのスライダー取り付けにかかる費用ですが、専門工具以外の費用では、スライダー本体に1500～20000円ほどの費用がかかります。

車体によってスライダーの価格に大きな差がありますので、こちらにも注意してスライダー取り付けを行ったほうが良いです。

混雑状況によってはかなりの時間がかかる

ショップの場合は、スライダー取り付けのみで2000円以上の費用がかかるようになっています。

セルフと比較すると、工賃のみで2000円以上の差が発生するのです。
ただしスライダー本体の価格に大きな差はありませんので、スライダー本体は1500～20000円ほどとなっています。

ショップでスライダー取り付けを行ってもらった場合、要望に沿った修理を行ってもらえるという利点があります。
人によっては緩くバイクツーリングを楽しみたい人もいれば、峠を攻めるためにバイクを運転されている方もいるのです。

スライダー取り付けは、バイクの用途によって取り付け方が変わってきますが、基本的に、個人では様々な要望に沿った修理を行うことは不可能でしょう。
快適なバイクライフを楽しみたい方であれば、セルフよりも、ショップでスライダー取り付けを依頼したほうが賢明です。

ショップであれば、他にも試運転をしてくれるというメリットがあります。
試運転の際にバイクの故障が見つかることもあり、これによって二次被害を抑えることが可能となるのです。