レギュレーター交換の費用

電装系メンテナンスが中心となる

レギュレーターは明確な交換時期が無いパーツの1つとなっています。

そのためレギュレーター交換をしていない場合、急に壊れてしまうことが多いので注意してください。
レギュレーターの故障は、ブレーキキャリパーやオイル漏れのように予兆がありません。

つまり壊れてしまう時は、突然壊れてしまうことが多く、その後は自走不能に追い込まれることのほうが多いのです。
見極めとして、レギュレーターならではの動作を見せないようになった際は、安全のためにレギュレーター交換をしたほうが良いでしょう。

具体例としては、ウィンカーが頻繁に切れるようになった、もしくは、ヘッドライトの明るさが保てない場合は、レギュレーターの故障を疑ったほうが良いです。
つまり、「電装パーツに異常が見られる」場合は、概ねレギュレーターの異常と言えるのです。

そのためレギュレーター交換をする際は、電装系メンテナンスが中心となります。
今までに電装系メンテナンスをされたことがない場合は、二次被害を抑えるために、ショップでレギュレーター交換をしてもらったほうが賢明でしょう。

レギュレーター交換にかかる費用ですが、レギュレーター本体の価格が2000~6,000円ほどとなっていますので、電装系メンテナンスの中では比較的安く済みます。
レギュレーター交換の際は、シート、カウルなどのパーツを取り外さないといけません。

しかも取り外しのためには、トルクレンチ、ドライバーなどのバイク修理キットが必要となるのです。

車種によって工賃が変わる

レギュレーター交換の多くは、主にショップで行われていることが多いです。

というのも工賃が1000円からと安く、セルフのレギュレーター交換と作業内容が大きく変わらないからです。
ショップであれば、すぐに修理をしてもらえるというメリットもありますし、なにより明確な見積もりを出してもらってから、ショップでレギュレーター交換を受けることも可能となっています。

ただしショップの反応を見て、レギュレーター交換を依頼するか決める注意力も大事です。
「この車種はお金がかかります」と言われた場合、見積内容をしっかりと確認したほうが良いでしょう。

工賃は1000円からとなっているレギュレーター交換ですが、車種によっては3000円、5000円というケースも珍しくありません。
現代のバイクの中には、パーツ類を外すのに時間がかかるもの、特殊な工具が無いと対処不可能な車種まで存在します。

そして、ショップにレギュレーター交換を依頼する際は、バイク点検も依頼したほうが良いでしょう。
バイク点検を依頼していると、様々な電装系の故障をまとめてチェックできます。