フロントフォークはセルフでも対応可能

オイルシールの劣化によって、フロントフォークが故障することは良くあります。

また、オイルシールの劣化が発生したとしても、すぐにフロントフォークのオイル漏れ修理をしないといけないわけではなく、人によっては、その後放置されるケースも少なくありません。
つまりフロントフォークの故障は、複雑な問題になることもあるのです。

ちなみにフロントフォークの故障を放置していると、大量のオイル漏れが発生することもあります。
この状態は危険とされていますが、この状態に陥ると漏れる際の音がハッキリと聞こえるので、セルフでフロントフォークのオイル漏れ修理をする場合は、位置を確認するようにしましょう。

また、フロントフォークのオイル漏れ修理をする場合は、ホイール、ブレーキキャリパーの取り外しが必須となりますので、セルフの場合は作業難易度を下げることが困難です。
そのため自信が無い人は、セルフでフロントフォークのオイル漏れ修理をしないほうが安全でしょう。

セルフ修理の費用ですが、オイルシールにかかる費用は600～1500円ほどとなります。
ですが、インナーチューブのセルフ修理にはかなりの費用がかかり、15000～24000円ほどかかるケースも珍しくありません。

なぜインナーチューブのセルフ修理が必要なのかというと、劣化している消耗部品が、想像以上に修理されず放置されているからです。
そのため早い段階で修理をされる場合であれば、セルフのフロントフォークのオイル漏れ修理を安く済ませることが可能となります。

ショップであれば原因の特定が可能

ショップの場合は、正立フロントフォークが9500円からとなっていますが、こちらはオイル代込みとなっているので、他に修理費用がかさむということはありません。

ですが、倒立フロントフォークを修理しないといけない場合は、13500円からとなっていますので注意してください。
セルフのフロントフォークのオイル漏れ修理では高くつくので、ショップを利用される人もいますが、ショップのほうも修理箇所によっては結構な費用がかかるのです。

補足となりますが、フロントフォークの種類によって工賃が変わる仕様となっています。
工賃は一律というわけではないので注意してください。

また、前述の通りとなりますが、フロントフォークのオイル漏れ修理では、フロントフォーク以外の修理箇所が見つかることもあります。
人によってはショップにお任せで修理依頼をされるケースもありますが、これではかなり高く付くので注意してください。

必要ではないと判断している箇所については、後回しでも問題ありません。
こちらを念頭に置く形で対処するようにしましょう。