ツーリングの理想の時間帯とは

バイクに乗りたくなる時

バイクというのは自由度が車よりもはるかに高く、駐車するスペースも取らないので、気が向いた時に気軽に乗れるのが大きなメリットです。
アンケートによれば、ライダーのほとんどは「バイクに乗りたくなるのはストレスを解消したい時」だと答えています。
気分が落ち込んでしまった時や、一人で考えたい時などもバイクに乗りたくなることが多いようです。

ツーリングの理想の時間帯

日本トレンドリサーチが行ったアンケートによれば、「ツーリングをするのに理想の時間帯は?」という質問に対して、「9時から12時の間」と答えたライダーが最も多く、全体の38.2%を占めています。
次に多い時間帯が「12時から15時(23.8%)」、続いて「6時から9時(20.8%)」が第3位を占めています。

日帰りでツーリングをする際には朝の5時ごろに家を出発し、目的地に9時から12時の間に到着するのが一般的なスケジュールです。
朝の9時ごろは交通量もまだ少なく、初心者でもツーリングを楽しむことができるので、ライダーにとっては理想的な時間帯となっています。
夜間にツーリングをするのが好きなライダーもいますが、昼間の走行と比べると注意点も多くなりますので、慎重に走ることが大切です。

理想の時間帯に走りたいツーリングコース

ツーリングが好きと言っても、仕事が忙しいとなかなか数日間のロングツーリングに出かけることは難しいものです。
ストレス解消に最適な時間帯にバイクを走らせるためには、都内から日帰りで行けるツーリングコースがおすすめです。

数あるツーリングスポットの中でも特にオススメなのが、山梨県の笛吹市です。
笛吹市は都内からもアクセスがしやすく、しかも桃の花と桜が非常に美しいことで有名なので、春にツーリングに出かけるにはピッタリの場所です。
山梨にはほかにもいくつか人気ツーリングコースがあり、走りを楽しむことができます。
中でもワインディングロードとして名高い「大菩薩ライン(国道411号線)」は道幅が広く、河口湖や本栖湖へのアクセスも非常に便利です。

また、山梨県富士河口湖町から静岡県富士宮市をつなぐ「富士パノラマライン(国道139号線)」も富士山を眺めるには最高のツーリングコースと言っても過言ではありません。
富士パノラマラインは直線コースが多く、全体的に見晴らしが良いのが特徴です。
連休などは渋滞に見舞われることも珍しくないので、出来ればオフシーズンの平日に行くことをおすすめします。

山梨県の広域農道「フルーツライン」も一度は行ってみたいツーリングコースのひとつです。
果樹栽培が盛んなことからフルーツラインと名付けられているこの一帯は、日帰り入浴ができるポイントなどもあり、豊かな1日を過ごすことができます。