日原鍾乳洞

一時の涼を味わいに…
7月の連休最終日、梅雨も明けすっかり夏本番になりました。
都内でもかなりの猛暑になっていたので、少しでも涼しいところへ、ということで関東の中でも最も涼しいと思われる場所・日原鍾乳洞にサークルで行ってみました。
猛暑の中のツーリングは厳しいものがありますが、幸いにもツーリング当日は薄曇りで直射日光を受けることもなく通行できました。
しかも雨の降る感じもなかったので、まさしく単車日和という感じです。
3連休で交通量が多くなるかもしれないと思っていたのですが、むしろ空いている感じだったので自由に運転できて気持ちよかったです。
奥多摩を抜ける
山道に突入して、軽快にコーナーをクリアしていきます。
周囲を緑に囲まれて、徐々に山道を登っていくことで涼しくなってきている感じもしています。
特に対校舎も頻繁に来ることもなく、まったりとした走行を満喫しました。
そしてしばらくした所で奥多摩に差し掛かりました。
関東の走り屋にとってはメッカで、深夜はかなりにぎやかになりますが、日中だったこともあり、交通量は少なかったです。
この辺は少し狭い屈曲路になっているので、一般の対向車の来る可能性も想定して、少し慎重に進んでいきます。
途中にドライブインがありましたので、日原鍾乳洞の前の腹ごしらえをしました。
奥多摩の旅館の中にある食堂でご飯を食べたのですが、弁当になっていてかなりのボリュームでした。
午後以降のツーリングのエネルギー補給をするには十分すぎました。
しかも味もかなりおいしかったので、大満足のひとときを過ごしました。
日原鍾乳洞に到着
奥多摩をクリアすると、後はお目当ての日原鍾乳洞まで一息です。
ただ細い峠道になりますので、バイクで縫うようにして運転していきます。
そして天然記念物に指定されている日原鍾乳洞に到着しました。
とにかく自然の雄大さを感じさせてくれる光景に、見る者を圧倒させます。
断崖絶壁が目の前に現れる光景は何とも言えないものがあります。
落石注意というレベルではないような岸壁が目の前に迫ってくるといった感じです。
鍾乳洞に入ってみたのですが、入り口の時点でひんやりとした風が体にまとわりつきます。
真夏対応のメッシュ鮭では正直言って、焼け石に水状態です。
道内の温度は年間通じて10度前後ですから、真冬の中に入っていく覚悟が必要ですね。
半端な気持ちでいくと凍えますし、お腹も冷えて壊しかねません。
>>日原鍾乳洞の詳しい情報はこちら
鍾乳洞としては、関東でも最大規模で観光地としても知名度が高いのでかなりお客さん向けのコースになっています。
このため、狭くて入り組んだ鍾乳洞をやっとのことで通過するといった醍醐味は感じられないかもしれません。
でも一時の涼をとるには十分すぎるツーリングだったと思っています。