四季折々さまざまな花が楽しめるひたち海浜公園

ひたち海浜公園のツーリングルート

首都圏付近には、手軽にアクセスできて、しかも絶景が楽しめるツーリングスポットがいくつも存在します。
その中でも特に人気が高い「国営ひたち海浜公園」は茨城県ひたちなか市に位置しており、東京ディズニーランドの実に7倍もの面積を持つ公園として人気を呼んでいます。
ひたち海浜公園にアクセスするルートはいくつかあり、それぞれに四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
例えば水戸駅を出発点とした場合には、まず「水戸芸術館」にアクセスし、芸術的な雰囲気をたっぷりと楽しんだ後、国道123号線に戻って「道の駅かつら」に立ち寄るコースがおすすめです。

東京からバイクで行く場合には、江戸橋JCTから東北道を通って栃木都賀JCTから北関東道、友部JCTから東関東道、水戸JCTのルートが一般的です。
また、江戸橋JCTから出発して首都6号三郷線から三郷JCT、常磐道からつくばJCT、水戸JCTのルートも便利です。
日帰りでも十分行ける距離ですが、一泊すれば大自然の魅力をより楽しむことができるでしょう。

ひたち海浜公園の見どころ

ひたち海浜公園はアメリカ軍の水戸射爆撃場として利用されていた場所ですが、春には水仙やチューリップなどが美しい花の公園としても知られています。
公園は7つのエリアから構成されていて、それぞれテーマに沿ったアトラクションが設置されています。
100万本の水仙とチューリップが美しい「西口エリア」は約1万人を収容できる水のステージなどもあり、春に訪れるにはおすすめです。
「樹木エリア」にはひたちなか自然の森があり、アカマツとクロマツの樹林を主体とした里山や貴重なコケ類などを観察できます。
観察池には環境省レッドデータブックでも「準絶滅危惧種」として指定されているオオウメガサソウが自生しており、開花期に合わせて特別観察会も開催されています。

カワセミや貴重な水鳥などもたくさん訪れるひたちなか自然の森は、自然に親しむのが好きなライダーにとっては憩いの場と言えるでしょう。
同公園内には貴重な「砂丘エリア」もあり、砂丘ガーデンや大砂丘の独特な景色が堪能できます。
砂丘観察園路では、厳しい条件の中でたくましく生きる海浜性植物の数々を鑑賞することができます。

砂と海の林でゆっくりとくつろいだり、全面ガラス張りのグラスハウス内にあるカフェ「Sea Side Cafe」で軽食をとったりと、さまざまな楽しみ方ができるのが砂丘エリアの特長です。
海が見えるガラス張りのカフェは、日ごろのストレスを解消するにはぴったりの空間です。
この他にもバーベキュー広場や林間アスレチック広場などの施設が整っており、何度言っても違う角度から楽しめるのがひたち海浜公園の魅力です。