長距離ツーリングその前にバイクの点検を!
トラブルを未然に防ぐことが大事!
長距離ツーリングに出かける前には必ずバイクの点検を行うことをおすすめします。
普段はあまりバイクに乗っていないから大丈夫!とまともに点検をしないまま出発する人も多いですが、これは途中で故障トラブルを引き起こす原因になるので要注意です。
バイクはあなたが思っている以上にデリケートなものだと思ってください。
長距離ツーリングをするその前にバイクの点検を行うことは、私達ツーリングサークルでも個々が実施していることです。
ここでは私達も実践している点検ポイントをご紹介します。
エンジン周辺
エンジンはバイクの心臓部分に該当するので念入りに点検を行うようにしてください。
エンジン周辺で点検していただきたいのはエンジンオイルと冷却水、エアクリーナー、スパークプラグの4箇所になります。
これらの部分は走行させる度に確認しなければいけないという部分ではありませんが、やはり長距離運転をする場合には特に注意して確認してください。
エンジンオイルは3千キロごと、冷却水は2~3年ごとに交換するのが目安です。
エアクリーナーはガソリンが少ない状態で確認すると良いでしょう。
スパークプラグに関しては丁寧にゴミを取り除くようにして、5千から1万キロごとに交換をしてください。
電気系統
バイクを正常に動かすためには電気系統も確認しなければいけません。
ここでチェックしたいのはバッテリーとヒューズ、ヘッドライトバルブの3箇所です。
特にバッテリーに関しては長期間動かしていなければかなり弱っている可能性が高いのでしっかり確認しておきましょう。
ブレーキとクラッチ
異常があると命に関わる可能性もあるので、念入りに確認しておくようにしてください。
ブレーキレバーを確認し、必要があればグリスアップを行ない、ブレーキフルードとブレーキパッドの交換も行ないましょう。
クラッチレバーの調整も必要に応じて行ないます。
これらのメンテナンスを行う場合、異常を確認するために点検を行うのは良いですが、異常が見つかった場合に素人が行うと危険なので必ず整備に詳しい人と行うか、整備工場に調整を依頼してください。
日頃から点検を行っていると異常があった場合にすぐ発見することができます。
足回り
最後に確認しておきたいのが足回りで、ドライブチェーンとタイヤの点検を実施してください。
チェーンは適度な遊びがあるか確認することと、適度な油分が残っているかを確認しましょう。
タイヤも溝が減りすぎていたり、ひびが入っていないかなどを確認して異常がある場合には速やかに交換を行って下さい。
長距離運転の前にはタイヤの空気圧も確認し、空気が少なくなっている場合には適切な状態に調整してください。