早朝ツーリングならではの魅力と楽しみ方
交通量が少なくマイペースに走れる
まだ多くの人が深い眠りについている時間帯に出発する早朝ツーリングは、昼間のツーリングとは全く違う特別な顔を見せてくれます。
最大のメリットは、何と言っても道路の交通量が圧倒的に少ないことです。
普段の休日なら渋滞してストップアンドゴーを繰り返すような市街地の幹線道路も、早朝であれば信じられないほどスイスイと快適に進めます。
周りを走る車を気にすることなく、自分の思い描いた通りのラインで、ゆったりとバイクを走らせる感覚は、一度味わうと病みつきになること間違いありません。
信号にも引っかかりにくく、一定のペースを保って走り続けることができるため、目的地までの到着時間も読みやすく、クラッチ操作による左手の疲労や精神的なストレスが極めて少ないライディングを楽しめます。
空気が澄んでいて景色が美しく見える
夜明け前や早朝の時間は、空気がヒンヤリと冷たく澄み切っており、バイクのシートに跨って風を切って走るのが本当に気持ちいい時間帯です。
日中に比べて車の排気ガスや舞い上がるホコリが少ないため、遠くの山々の稜線や海などの景色が、昼間よりもくっきりと鮮明に目に飛び込んできます。
とくに日の出の少し前から走り出し、徐々に空が白んでいき、やがて太陽が顔を出して世界を明るく照らす様子をバイクから眺めるのは格別の体験です。
朝日に照らされてオレンジ色に染まる幻想的な風景や、朝露に濡れた草木の匂いは、早起きして走ってきたライダーだけが全身で味わえる特別なご褒美といえるでしょう。
途中の見晴らしの良いパーキングでバイクを止め、冷えた手を温めながら飲む缶コーヒーの味は、どんな高級な飲み物にも勝る最高のリフレッシュになります。
昼前には帰宅して午後を有効に使える
早朝ツーリングは、貴重な休日の時間を有効に使えるという点でも非常に優れているのが魅力です。
朝の5時や6時に出発して、景色の良いワインディングを数時間たっぷり走っても、午前中の10時や11時には自宅に帰り着けます。
そこからゆっくりと温かいシャワーを浴びて、家族と一緒に昼食をとっても、まだ午後の時間は丸々残っているのです。
ツーリングで汚れたバイクの洗車やチェーンの注油などのメンテナンスにあてることもできますし、買い物をしたり、疲れた体を休めるために昼寝をしたりと、趣味と日常の用事のバランスがとても取りやすいのが嬉しいですね。
休日はバイクでしっかり走りたいけれど、家族との時間も大切にしたい、丸一日家を空けるのは気が引けるという方には、まさにうってつけのツーリングスタイルといえます。