「中高年ライダー」ツーリングの注意点

いくつになってもバイクに乗りたい!

最近はツーリングを楽しんでいるグループを見かけると、中高年ライダーが多いという印象を受けます。
私達のツーリングサークルでも最年長メンバーはハタさんですが、まだ中高年とは言えない年齢かもしれませんが、最も近い年齢と言えます。
ハタさん曰く、「自分は足腰が立たなくなるまでバイクに乗り続けるつもりだ!」と言っています。

年齢を重ねると長距離運転をするのは難しくなるかもしれませんが、中高年なりの乗り方を実践していればツーリングも不可能ではないはずです。
中高年ライダーがツーリングを行う際の注意点を確認しておきましょう。

中高年ライダーが増加中

若い頃からバイクを楽しんでいたという方が年齢を重ねてもバイクに乗り続けているというケースもありますが、年齢を重ねて少しずつ生活に余裕が生まれてきたのでバイクの免許を取得して乗り始めたという方も多いのです。
近年は顕著に中高年ライダーが増えていると言われていることから、個人的にはバイク仲間が増えるのは嬉しいなと感じますが、中高年という年齢を考えた乗り方をしなければいけないと言われています。

自動車の運転でも同じことが言えますが、年齢を重ねるほど運転をすると疲れやすくなったり注意力が散漫になりやすいため、交通事故を引き起こすリスクが高くなると考えられます。
ただし、バイクに関して確認してみると、実は若年層の方が事故を引き起こす件数が多く、中高年層に関しては若年層よりも少ないそうです。
若年層は若気の至りもあって少々無茶をする走り方をする人が多いため事故を引き起こしやすく、中高年層は自分が事故を起こす可能性が高いと理解しているため慎重に運転する人が多いと考えられます。

注意しなければいけないのは、若い頃からバイクに乗っていたという方です。
運転歴が長いほど自分の実力を過信し過ぎる傾向があるため、つい調子に乗って無謀な運転をする方も多いです。
油断をした時が事故を引き起こす可能性が高くなる時なので、常に注意して運転することが大切です。

こまめに休憩を取ることが大事

中高年になってもツーリングを楽しみたいという方も多いですが、決してツーリングがダメというわけではありません。
節度を守って注意しながら運転していればツーリングを楽しむことは十分可能です。

ただし、無理をしないようにこまめに休憩を取ることが大切です。
もう少し頑張れると無理をすると、集中力が途切れて事故に繋がる可能性があるので、少し休憩が多すぎるのではないか?と感じるくらいでも良いのでこまめに休憩時間を確保するようにしてください。
日帰りツーリングが難しい距離だと感じたら、無理をしないで一泊するつもりで余裕を持って出かけることが大切です。