日帰りツーリングの楽しみ方

日帰りは往復で300㎞圏内を目標にしましょう

日帰りツーリングを趣味としている方も多く、休日の旅に、様々な所にツーリングに行くというライダーも少なくありません。
とはいえ、無計画に日帰りツーリングをしようとすると、思ったよりも片道に時間がかかり、帰れなくなってしまうようなケースもありますので、注意が必要です。
日帰りツーリングをする際には、このようなポイントを抑えて計画を立てるようにしましょう。

まず、1日でライダーが疲労をそこまで感じずに走れる距離としての目安が、300㎞とされています。
勿論、バイクの経験年数や、体格、選ぶルートなどによっても異なりますが、基本的には、この数値に収まるように、日帰りツーリングルートを決める事が大切です。

往復で300ですので、片道150㎞圏内のルートを見つけられると、ライディング経験が浅い初心者ライダーでも安心でしょう。

自然を見たいのか、スポットを楽しみたいのか

ツーリングスポットを決める際には、自然を楽しみたいのか、それとも特定のスポットを楽しみたいのかを考えると、ルートが決めやすくなります。

例えば、紅葉を見に行きたい、夜景を見に行きたいなど、景色から入るのも1つの方法ですし、コーナリングがすごいライダーに人気の道を通りたい、温泉に入りたいというのも、決める基準の1つです。
ツーリングで自分がどこに行きたいのか、メインスポットをまずは決めてから、メインスポットにあわせて他のルートを決めると、無理なく日帰りツーリングをすることが出来るでしょう。

道路の混雑状況や、休憩をするタイミングなども考えた上で、ゆとりのある計画を立てることが大切です。
メインスポット意外の場所に立ち寄ろうとする際には、いざという時はどこを立ち寄らないでおくかも、事前に考えておくとよいでしょう。

持ち物などの準備もしっかりと

ツーリングの際には、事前の持ち物の準備も大切です。
向うコースなどによっても持つべきものは少し異なりますが、最低限、これらのモノは持って置くと安心でしょう。

まずは、ケータイやモバイルバッテリー、財布などの貴重品です。
特にケータイは、連絡を取る手段にも、マップにもなる優れものですので、いざという時の為に、バッテリーも持参しておくと良いでしょう。
財布を持っていけば、出先でご飯を食べたり、飲み物を買ったり、ガソリンを入れる事も出来ますので、忘れずに持っていきましょう。

そして、レイングッズや防寒グッズです。
急遽雨が降る事も多い為、レインウェアはもちろんの事、寒さ対策で防寒ウェアなども持参して置くと、いざという時にも安心出来るでしょう。
特に、山に向うという場合は特に、天気が変わりやすいので、こうしたアイテムが欠かせません。

他にも、いざという時の為に、ちょっとした修理ツールなどがあると、安心出来るでしょう。