操作に関して

バイク操作の夏場と冬場

バイク操作に関する豆知識を知っておくことで役に立つ場面はたくさんあります。
たとえば暖気というのは夏と冬では違いがあるため注意してバイクに乗るようにしてください。

普通はバイクのエンジンをかけることによってアイドリング状態を保つとエンジンを温めることができます。
このときにはオイルを潤滑させることになり、夏場ではおよそ2分から3分、冬場では4分から5分暖気するべきだとされています。
もしスクーターを運転しているのであれば1分から2分程度でも十分でしょう。
コンピュータで制御しているバイクもあり、その場合はあまり神経質になる必要はないのですが、それでも冬場はきちんと暖気しておいた方が無難です。

バイクを運転していてセルモーターが回らないということがあるかもしれませんが、そのときにはキルスイッチをチェックしてみましょう。
スタンドが出ていたり、ギアが入ったままの状態だと作動しないケースがあるのです。
バイクによってはクラッチレバーやブレーキレバーを握らないとセルモーターが回らないものもあります。
そもそもバッテリーがあがっていたり、電圧が不足しているときにはセルモーターは回らないため注意しましょう。

バイクでガス欠になってしまうことがあるかもしれません。
ガスタンクというのはフレームにまたがっているため、コックのある方を下になるように傾けることによって少しは走れることがあります。

運転のふらつき注意

バイクを運転しているとふらつきが生じてしまったり、ハンドルがとられてしまいそうになることがあります。
このような状態で運転をしていると事故を起こしてしまいそうで不安になってしまう方は多いでしょう。
タイヤは変えたばかりであり、道路も荒れているわけではないならば、ふらつきの原因が分からないというケースは珍しくありません。

ふらつきの理由の一つとしてステアリングベッドベアリングの整備が十分でない可能性があります。
このパーツはハンドルの可動部分に使われているものであり、これが緩くなってしまうとハンドルがふられる原因となるのです。
専門家にきちんと整備をしてもらい、きちんと調整をしてもらうべきでしょう。

フロントホイールに歪みが生じていたり、フロントフォークが曲がっているためにハンドルがふらつくこともあります。
この場合はそれぞれのパーツについて修理を受けて整備をしてもらう必要があります。

基本的なことですがタイヤの空気圧が正常かどうかというのはとても大切です。
タイヤの空気圧が適正な状態になっていないためにハンドルがとられてしまうことがあるのです。
日常的に利用している場合はなかなか細かい変化には気が付きにくいためチェックしてもらいましょう。
ガソリンスタンドでタイヤの空気圧をチェックしてくれるサービスをしているところもあります。